神工有志ボランティアは、「工業高校で学ぶ技術を社会のために活かす」ことを理念に活動しています。
私たちは、障がい福祉事業所や自治体、企業、教育機関などと連携し、工業高校で学ぶ技術を地域課題の解決に役立てています。レーザー加工や電気工作などの専門技術を活用し、「ものづくり」を通して地域に貢献することが私たちの活動です。
現在は、主に次の4つの活動に取り組んでいます。
1.障がい福祉事業所の工賃向上への取組
障がい福祉事業所では、利用者が製作した商品を販売して工賃を得ています。しかし、品質の高い商品でも魅力が十分に伝わらず、販売につながりにくいことがあります。
そこで私たちは、レーザー加工機など工業高校ならではの設備を活用し、新しい商品の開発やパッケージデザイン、販売方法の提案を行っています。また、イベントでは商品の魅力を来場者へ伝え、販売支援も行っています。
ものづくりだけでなく、「どうすれば商品が選ばれるか」まで考えながら活動していることが、この取組の特徴です。
2.支援学校との連携
支援学校との連携では、障がいのある方がより使いやすい環境づくりに取り組んでいます。
その一つが、市販のマウスを改造した支援機器の製作です。通常のマウスに外部スイッチを接続できるよう加工することで、少ない力でもクリック操作ができるようになります。
完成した改造マウスは支援学校へ寄贈し、授業や学習活動で活用されています。工業高校で学ぶ電気や電子工作の技術を、福祉の現場で役立てている取組です。
3.ものづくり体験教室
地域イベントでは、子どもから大人まで楽しめるものづくり体験教室を開催しています。
レーザー加工機を使ったオリジナルキーホルダーや、好きなデザインを選んで作るオリジナルポーチなど、工業高校ならではの技術を気軽に体験できる内容です。
「ものづくりは難しそう」というイメージを変え、多くの方に工業高校の魅力を知っていただく機会にもなっています。
4.アクセシビリティ対応ゲームの開発
誰もが一緒に楽しめるイベントを目指し、アクセシビリティに配慮したゲームの開発も行っています。
ゲームには、大きなボタンや簡単な操作方法を取り入れ、障がいの有無や年齢に関わらず参加しやすい工夫をしています。
「誰もが楽しめるものづくり」という視点を大切にしながら、工業高校の技術を生かした新しい取組に挑戦しています。
地域とともに歩む活動へ
神工有志ボランティアは、工業高校で学ぶ専門技術を地域の課題解決につなげる活動を続けています。
これからも、地域とのつながりを大切にしながら、高校生ならではの発想と工業高校ならではの技術を生かし、誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて挑戦を続けていきます。